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2011'06.16 (Thu)

がんばろう東北!被災地支援第2回災害ボランティアバス活動報告2

 6月10日(金)午後8時前、雨が降りしきる中、第2回目のボランティアバスがいよいよ出発です。宮城県岩沼市へと続く、はるか900㎞の移動の始まりです。
バスに搭乗したメンバーは、男性30人、女性10人の総勢40名。この40名がA班、B班に分かれ、2軒の家屋の床下の泥出しと瓦礫の撤去にあたるのです。
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 6月11日(土)出発してから13時間が経とうとした時、バスから見える景色が一変します。仙台東部道路を挟んで海側と内陸側の様子がまるで違うのです。ちょうど3カ月前に、まさにこの地で地震と津波が多くの人の命を奪い、多くの人の笑顔を奪ったのです。とても受け入れがたい現実が目の前にあります。
岩沼ICで先発隊と合流し、河内長野市でオリエンテーシヨンを済ませてある我々は、災害ボランティアセンターには寄らずに先発隊に先導されバスは直接現場に入ります。途中、A班の20名を降ろしB班が担当する家屋へと向かいます。
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 A班の作業は、床下の泥だしと敷地内に流れ込んだ瓦礫交じりの田んぼの土の撤去作業です。ここの家主の方は、震災後入院されていて親戚の方に立会いをしていただくということで、退院されてくるまでにきれいにしてあげたいと気合が入ります。土間をコンクリートでぬっていない旧家は、流れ込んだ土と昔からの土との境目がわかりにくいですが、塚石(ブロックなど)の底を基準に除去していきます。床がめくれていない廊下などは通風孔を利用し可能な限り土砂を取り除きます。取り除いた土は、指定されている場所まで一輪車で運びます。午前中はあいにくの雨で足元がぬかるみ足が取られ作業を妨げます。午後からは晴れ間がのぞき蒸してきます。水分を含んだ屋外の土がより屋外作業を厳しくしています。屋外の堆積した泥を見ても当時の津波の威力が見て取れます。運んでも運んでも土砂はいっこうに減りません。今回、ここでの作業は完結できませんでしたが、明日以降のボランティアさんの活躍に委ねます。隣の家にも31回ボランティアが入ったとか・・・やはりこの辺りはかなり激しかったのでしょうか。ほんとうにA班の方お疲れ様でした!
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 B班の作業内容は、家屋の床下に溜まっている泥出しと、家屋周辺の瓦礫の撤去です。
作業現場の写真は、災害ボランティアセンターから事前に送っていただいており、重労働であることは予想していましたので、女性の方には少ししんどいかもなどと心配していました。
ところが、作業を始めてみると、床を剥がした後に残る梁が大柄な男性には何とも邪魔で存分に体を動かすことができないのです。おまけに、床がはがされていない場所(廊下の下とか押入れの下)などは、通風孔から侵入するわけですが、私などは、上半身を入れるだけで精いっぱいで身動きが取れませんでした。逆に、女性の方は、通風孔から入り、男性では決して手の届かない範囲の泥まで出していました。
さて、お昼休みです。心地よい風が体の熱を冷ましてくれます。
昼食を摂った後、向い側にある改修中の家のお手洗いを借りにいった時のことです。そこの家の人がコーヒーとお菓子を出してくれましたので、お言葉に甘えて、庭先でよばれました。そこで、その家の人と改修している大工さんとお話しをしたのですが、バリバリの東北弁で、1/3は分かり、1/3は何となく分かり、1/3は全くわからなかったのですが、東北の人の温かさだけは充分に伝わりました。
再び現場に戻り、改めて家屋を見渡すと。約2m20㎝~30㎝の高さに津波が押し寄せた証拠となる線があります。言葉を失う思いです。
昼食休憩も終わり、昼からは瓦礫の撤去です。
ここでは男性の腕力がいかんなく発揮されます。津波で流された田植え機の回収や、納屋を支えていたかなり大きなブロック(とにかく大きなセメントの塊)の撤去。片づけるのは大きなものだけではありません。流れてきたものの中には、お茶碗や漫画の本、子ども用の自転車など様々なものが散乱しています。もちろんそれらを所有していた人たちの安否は分かりませんが、無事に避難できたことを祈るばかりです。
作業も終了し、担当した家屋の家の人ともお別れです。
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 バスはB班のメンバーを乗せ、A班と合流し、それぞれのメンバーが、やりとげた感と同時に「まだまだすることがたくさん残されているのに…」といった相反する思いを胸に、夕方5時、河内長野への帰路につきました。
最後に、今回のボランティアは床下の泥出しと瓦礫の撤去ということで、私の中では男性向きの作業といったイメージが強かったのですが、現地で作業する中で感じたことは、男性には男性が得意とする作業があり、女性には女性が得意とする作業があるということです。それぞれが得意な分野を活かし、不得意な分野をお互いに補うことで、今回の作業は成功したのだと改めて実感しました。
12日午前6時、ボランティアバスは無事に河内長野社協に着きました。
今回、第2回災害ボランティアバスに参加していただいたメンバーのみなさん、本当にお疲れ様でした。
また、ボランティアバス運行経費を提供していただきました協賛者の皆様、ほんとうにありがとうございました。
第2回協賛者の皆様はここをクリックしてください
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